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代表挨拶

代表取締役社長 ご挨拶

代表取締役社長 更科枝里

超高齢社会の到来とともに少子化も進み、人口減の問題も深刻化する課題先進国、日本。こうした問題に触れるたびに、一度しかない自分の人生をどう活用したいのか、自問自答してきました。

私事になりますが、祖母の自宅介護が重なる中、母親の女性としての人生や、父親の静かな優しさに溢れる協力を側で見続けた十余年。そこに生じた問題解決をどうしてもしたいという想いに駆られ、社会人大学院に通い研究を重ねて参りました。研究は生半可なものではありませんでした。自分の身を削るとは、こういうことなのか⋯と失われる心身の消耗と対峙しながら、起伏の激しい山を登り下りしました。

そうした中、私の心の中には、研究を社会に生かし、本当に成果のあるものを提供し、人々の健康と幸福に尽力したいという、力強い情熱と確かな希望が育まれて来ました。それが本サービスを開発しようと思った経緯です。

本サービスの提供の意義は、日本が課題としている「健康寿命の延伸」および「健康経営」への寄与です。私の研究の対象者は後期高齢者です。また、女性経営者として、女性支援にも尽力したいと考えて来ました。女性の運動不足の問題も顕著になり、スポーツ庁をあげて、この問題に取り組んでいます。ピラティスは運動に対する苦手意識がある方にも適した身体運動です。高齢化が進み。女性の活躍が求められているからこそ、そのコンディショニングも重要になります。

健康という財産は、長年の日々の生活の中で構築されます。そして、その心と体のコンディショニングには「運動」に効果があることは研究でも明らかになっています。仕事に従事をする環境の中から、介護施設にいたるまで、様々な状況にカスタマイズさせた効果的な運動をお届けし、皆様の笑顔と感動の多い人生に貢献したいと心から願っております。

代表取締役社長 経歴

幼少期より海外に移住し、筑波大学大学院人間総合科学研究科の修士課程に在籍中、大学院の派遣でVictoria University(豪)に短期留学。現在博士課程研究生として、両校で研究と事業を行なっている。

2000年より「E・ART Company」を設立し、バレエ教室の運営とピラティス指導を行なってきた。また、大手企業や専門学校、行政の運動プログラムの開発・指導を担当し、2011年法人化し代表取締役社長に就任する。全国に600人を超える指導者を育成し、世界クルーズ船による周遊中、運動習慣を身につけることを目的に、「ピタゴ」「ピラティス」の講座を指導。法人会や大学で講義を担ってきた。更に学術学会「文理シナジー学会」の分科会の「歩行・認知 健康促進研究会」の事務局長として、シンポジウムの開催などに尽力している。

2011年、震災を機に「E・ART Company 株式会社」を設立。2015年8月、会社合併、Victoria University のスピンオフ会社である株式会社Global Bridge 取締役副社長に就任。インソール事業や動作解析事業に加えて、昨年は、主導者としてオーストラリアの国家資格を日本で取得できる仕組みを創生した。2016年7月には銀座に日本で唯一オーストラリアの国家資格(Diploma)が取得できる学校を設立し、PCA銀座の学校長として、オーストラリアでは医療に準ずるピラティス指導者を育成し対蘇生改善の指導を行なっている。また、筑波大学とVictoria Universityの共同研究協定の一役を、さらに「歩行・認知 健康促進研究会」では事務局長を担い。研究と事業の礎を築いてきた。

・ヴィクトリア大学と筑波大学の共同研究
http://www.sanrenhonbu.tsukuba.ac.jp/20161219victoria/